誰かの為に奏でてみれば…《前編》


Hello,Everyone!

お久しぶりです。笑

僕は先週先々週と高校時代の友人と会う機会が続いた。

もちろんそれぞれの状況は違って、

大学生や浪人生など様々だったが、

共通している点が一つ。

「みな何かに対して心から悩み、そして必死に戦っているということ」

数えきれぬ楽しさで全てを乗り切ってきた高校時代を経て、

荒波に各々立ち向かって行くその姿は、

「僕らはもう大人なんだよなぁ」

そう実感させてくれた。

話は少し変わるが、

ハートランドに出演した際、

僕はPAの酒井さんからこんな指摘を受けた。

「マイクに歌詞が乗っていない、これじゃ発表会だよね」

最初は全く理解できなかった。

でも多分こういう意味だろう。

「マイクに想いが乗っていない、これじゃ自己満足だよね」

僕には訴えかける力が足りない、

だからライブとしての意味をなしてない。

酒井さんはそう教えてくれたんだと思う。

「自分の色々な出来事や感情を歌に変える」

そんな風にして今まで曲を作ってきたが、

それが故に僕は自分の為だけに奏でていたのかもしれない。

「誰かの為に奏でる曲」

これが僕に足りないもののような気がした。

〜後編へ続く〜(明日公開)